「ファンド情報」が実施した第12回「投信会社満足度調査」の結果によれば、投信の運用能力や金融機関への販売支援などを含めた「総合評価」で、アセットマネジメントOneが首位となったのだそうです。

アセマネOne

これは個人投資家に投資信託を販売する全ての金融機関に質問票を配り、運用会社に対する満足度を尋ねたようなのですが、アセットマネジメントOneは国内最大規模の営業体制を生かし多くの金融機関にアプローチし、投信販売などで様々な支援策を講じたことが地方銀行や信用金庫から評価されたのだとか。

この「投信会社満足度調査」は、金融機関に投信会社への満足度などを尋ねるものとなっていて、今回で12回目となっていて、調査は7月中旬から9月初旬にかけて実施されています。

質問票の送付先は、国内に営業拠点を持つ銀行や証券会社、信用金庫など725社で、このうち247社から回答を得たのだそうで、回答率は34.1%となかなか積極的な協力はえられなかったようですね。

どうやら、地銀などがアセマネOneを評価する理由は、販売員を対象にした勉強会や顧客向けセミナーへの協力が大きいようで「投信販売の未経験者が多い研修では、専門用語を使わずに説明してくれる」「関西に基盤を持つ当行に関西弁の講師を派遣するなど配慮を感じる」(関西の地銀)といった声があり、さらには顧客向けのセミナーでも「講師の派遣を依頼して、断られたことがない」との評判が聞かれたようです。